6月1結果 | 2009高校総体 宮崎特設サイト



5月26日高校総体県予選 サッカー準決勝
第一試合
日章学園vs都城工業
   2-1
   (1-0)
   (1-1)
※総評
全体的に高さのある日章学園は前半11分、井上の右コーナーキックから串間へドンピシャのクロスが上がり難なく先制。それからも攻撃の手を緩める事なく、カウンターから前へ前へと攻めていく。ぎりぎりのところでなんとか踏ん張る都城工業は前半21分、早くも藤山から中原へと選手交代。その直後、都城工業はゴール前約20m付近からのフリーキックを得るも壁に当たりチャンスを逃す。大型ディフェンダーの壁は厚く、そのまま1-0で前半を折り返した。
なんとか同点に追いつきたい都城工業は、後半開始5分右サイドで中原が抜け出しゴール前に折り返すもクリア。中原をターゲットマンとし、そこにボールを当てていく戦術がボディーブローのように効果的に効いている。それでも攻める日章は後半9分、左サイドから抜け出した福満がオーバーラップしてきた深山にスルーパス。低いボールをゴール前に折り返すが、誰もさわれない。さらに24分、都城工業は不用意なバックパスをなんとキーパーがキャッチしてしまい、ゴール前2mでの間接フリーキックを与えてしまう!ゴールに全員が立ち並び、なんとかこれを防ごうとする都城工業イレブン。しかしこれも日章は決めきれない。その直後の26分、カウンターからサイドに抜け出した都城工業川越がゴール前にセンタリング。このボールを中原が折り返し、丸田が見事にゴール!!都城工業が同点に追いついた。なんとか展開を打破しようと29分、日章は温存していたエース伊勢をここで投入。そして33分、日章はコーナーキックから玉城がゴールを決め勝ち越しに成功!なんとか同点に追いつきたい都城工業だか、ここでタイムアップ。優勝候補の日章学園がなんとか逃げ切り、明日の決勝へと駒を進めた。

第二試合
宮崎日大vs鵬翔
    1-2
   (0-0)
   (1-1)
  ext(0-0)
   (0-1)
※総評
試合開始早々、共に相手ゴール前までボールを運びチャンスを作る両チーム。当たりが激しい鵬翔に対して、宮崎日大は右サイドのキャプテン倉爪からチャンスを見いだしていく。しかし前半は、共に攻め合うも決定機を逃し0-0で折り返した。
そして後半開始すぐ、右サイドからゴールに向かって上がったボールに反応した宮崎日大時任がディフェンダーに競り勝ちそのままゴールに向かって進むと、難なくキーパーをかわしてゴールを決める!1点を追いかける立場となった鵬翔はすぐさまFWを松村に交代し、さらに12分にはもう一枚FWを入れ3トップで流れを変えようとするが、このあたりから宮崎日大倉爪の動きが俄然よくなり、ルーズボールに絡む動きや最終ラインを抜け出す事が多くなる。そんな中、だんだんペースをつかんできた鵬翔は、度重なるシュートから一度はゴールを割るもオフサイドの判定や、32分にはゴール左から直接フリーキックのチャンスで直接狙うもキーパーがファインセーブでゴールを割らせてもらえない。しかしロスタイムが5分と表示された直後、鵬翔はゴール右からのフリーキックから中西が低く速いシュート!そのボールがこぼれたところをすかさず加藤がきっちり決めた!!
土壇場で追いついた鵬翔は、延長になっても勢いは止まらず、延長後半3分にゴール前のクリアボールに反応した中西がそのまま最終ラインを抜け出し決勝のゴールを決める!!なんとか追いつきたい宮崎日大は延長後半終了間際のフリーキックでキーパーもゴール前に上がるが、無情にもそのクリアされたボールをつめていったところでタイムアップの笛が!鵬翔が土壇場で追いつき逆転勝利を決め、明日の決勝進出を決めた。

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