6月2日結果 ｜ 2009高校総体 宮崎特設サイト

決勝リーグ１対戦では宮崎工業が小林をやぶり、女子の２対戦では宮崎商業が小林に勝利、そして前の女子の試合では小林が逆転で優勝といろいろなことがあった今年の総体。そんな中ずっと変わらない強さと自分たちのバスケットで優勝したのが延岡学園の男子バスケットボール部だった。試合序盤は直前の女子の敗戦もあり、また小林に勝利し勢いに乗る宮崎工業のシュートが決まりリードを許す場面もあったが、横瀬のドライブ、永吉、エリマンのゴール下のシュート、シューター川元も外からシュートを決め逆転すると、その後は宮崎工業のオフェンスを高さと早いプレスのディフェンスで封じ込め試合途中からはメンバーを換えながら試合を進めた。３年生中心のメンバー、１年生中心のメンバーと様々な組み合わせで戦う中にも、心の緩みは感じられなかった。チームの中での競争意識の高さと、３冠への想い。今年の延岡学園の強さは一つ一つのプレーに対する集中力の高さだと再認識させられた。得点差は開いたが宮崎工業も今大会は高さはないが速攻を中心に自分たちのバスケットをチーム一丸となってやりとおした結果、２位に入り九州大会への出場権を手にした。



延岡学園　121-47　宮崎工業
会場：宮崎県体育館
日時：6月2日14:00～

組み合わせ

決勝リーグ2対戦で宮崎商業に敗戦、優勝にはこの試合に勝利するしかなくなった小林が、土壇場で意地をみせ延岡学園を77-52でやぶり総体への出場権を獲得した。序盤は高さのミスマッチをいかして延岡学園がリードしたが、前半終了間際にファールが重なりメンバーが変わったところを速攻とアウトサイドのシュートで一気に小林が逆転。後半に入ると延岡学園の薬師寺、上野の二人の3年生にマークを厳しく付けてリズムを崩すと、オフェンス面でも気持ちの入ったシュートが決まり一気に得点差を広げ勝利した。決勝リーグ2勝1敗ずつで3チームが並んだがゴールアベレージの差で小林が優勝、2位に延岡学園、3位に宮崎商業となった。